自動車重量税早見表【普通車・軽自動車】・早見表の見方を補足
2016/07/14
自動車重量税・早見表(※pdf)を見ると他にも表がでてきますが、商用車やトラック・バス、そして旧制度の1年車検用など普通の人には必要のない表がたくさん出てきますので、どれを見ればよいのか混乱してしまいます。
そういったことで普通に個人で乗っている車に関しては2年自家用の重量税早見表(下の表です↓)を見るのが良いです。
【自動車重量税・早見表・2年自家用】
こちらは普通車の重量税区分になります。
2年自家用とは車検時に払う乗用車の重量税区分です。
乗用車は車検が2年毎のため2年分払います。上記の表は2年分の税額になっています。
【軽自動車・重量税・早見表】
●エコカー適用車・・・5,000円
●非適用車・・・6,600円
2年でこのくらいですから安いですね。
こちらは軽自動車の重量税です。重さは関係なく、5ナンバーの軽自動車は全て同じ重量税になります。
ただしこちらも13年経過、18年経過すると税額が上がります。
記事の目次
自動車重量税の早見表を見ても分からん!
ただ自動車重量税の早見表を見ても自分の車の重量税って分かりませんよね(;´∀`)
まずは自分の車の重さを調べるしかないでしょう。
”車両重量”という項目になりますから、それで判断するしかありません。
新型プリウスで調べてみる
それでは新型プリウスの重量税を調べてみましょう。
車両重量は1,310kg~1,460kgですので、1.5トン以下の区分になります。重さ的には中ぐらいの車種です。
車両総重量とは”最大定員が乗車し、最大積載量の荷物を積んだ状態の自動車全体の総重量”を言います。
車両重量とは純粋にその車の重さということになります。
1.5トンのエコカーの重量税は??
さてここからが若干ややこしいです。
まずプリウス公式HPのプリウスエコカー減税を見てみましょう。
リンク先にはプリウスの重量税のエコカー減税は22,500円とあります。
そこで表で確認してみると、プリウスはエコカー指定の車で重量は1.5以下ですから
赤丸で囲んだ部分が重量税です。
15,000円となっていますので22,500円じゃないよなって思いますよね。
しかしこれは2年分の数字で一年分に換算すると7,500円。
7,500×3年=22,500円とピッタリ、公式HPに書いてある重量税の減税額と一致しました。
まあそういうことなんですね。ここを理解するのも一瞬???となったりします。
更にややこしいことがあって…
そしてもっとややこしいのは次回車検の重量税です。
次回の車検は新車で購入した場合には3年後に車検がやってきます。
その時、重量税を払うことになるかと思いきや、プリウスの場合には次も免税で0円なんです!
プリウスには2回も重量税のエコカー減税があるんですね!
これは非常に衝撃的です(笑)。私なんて2年で重量税だけで3万円以上払ってるのに!怒
実は今のエコカー減税のルールには、『新車取得時に自動車重量税100%減税の車については、初回継続車検時にも100%減税が適用されます。』というものがあります。
ですから重量税が100%減税車には大きな特典があるという訳なんです。いいなあ~って思いましたね。燃費も良いですし。
ただこれは永遠に続くわけではなく、”「エコカー減税」の対象車は、自動車取得税の軽減措置が平成29年3月31日まで、自動車重量税の軽減措置が平成29年4月30日までの新規ご登録車が対象となります”という期間があるので注意が必要です。
プリウスが重量税を払うのは5年後!
そういうことで重量税に限って言えばプリウスを新車で購入すると5年後からとなります。
しかもエコカー指定の車ですから、同じ重さでも15,000円で済んでしまうのですね。これは期間がありません。
同じ重さでもエコカー指定ではない普通車ですと24,600円、しかも13年経過すると34,200円に跳ね上がります…。
プリウスは13年経過してもエコカー指定の車なので何と15,000円のまま(2年間の重量税)。
もっと言えば自動車税もハイブリッド車は13年経過しても15%増税にならないのです!不公平じゃないか??
じゃあ、ハイブリッド車買いましょうという国の政策になっています…。むう、これでいいのか?
取り敢えず、重量税を調べるのはややこしいですので、よく確認をして調べてみてください。